Windows10 IoT Core 日本語情報サイト

Windows10 IoT Core の情報を発信していきます

Windows 10 IoT Core 14965 のリリースノート

What's new

ストアアプリ起動時に問題が発生しないようにした Windows Device Portal でディスプレイの向きを変えたときの問題に対応した

既知の問題点

GattDeviceService.GetCharacteristics は System.ArgumentException をスルーすることがある ストアアプリの更新に失敗することがある (ERROR_PACKAGES_IN_USE) Raspberry Pi 3でBluetoothのペアリングに失敗するときがある MinnowBoard Max firmware 0.93 でネットワークへの接続に失敗することがある

New Flight 14965 Released for Insiders

Windows 10 IoT Core の公式サイトの誤植・バグ

Windows 10 IoT Core の公式サイトの中でおかしな文字がまぎれていたり、表示がおかしくなっているのを発見しました。すべて報告・修正済みです。(報告するまででもないかなと思うところもありました。)

以下のサイトの文章中にいきなり </p> の文字が表示されてました。
Remote Display Experience | Windows IoT

github.com

以下のサイトのメニューがコンテンツに被さっているのを報告しました。
Home | Windows IoT

github.com

Windows 10 IoT Core 14951 のリリースノート

新しい内容

Windows 10 IoT Core で Xbox のコントローラーが使えるのか調べてみた

Xbox のコントローラーと Windows PC を接続して ゲームで遊んだりするのはよくあることだと思いますが、 Windows 10 IoT Core でも同じように遊べるのか調べてみました。

結果

Xbox 360 のコントローラーは使える Xbox One のコントローラーは使えない

参考元

Windows 10 IoT Core のサポートしているデバイスリストを見てみました。 そこには、Xbox 360 をサポートしていると明記してありました。

参考リンク

Hardware compatibility list - Windows IoT f:id:kuxumarin:20161018093910p:plain

さて、 Xbox One のコントローラーはサポートしているのでしょうか?

MSDN forums にこんな質問が投稿されていました。

Xbox One controller for Windows 10 IOT

Xbox ONE controllers are not currently supported on Windows 10 IoT Core devices.

この質問によると、 Windows 10 IoT Core で Xbox One のコントローラーはサポートしていないようです。。。。。 アップデートを気長に待つとしますかね。。。。

Windows 10 IoT Core 14931 のリリースノート

このビルドで新しくなったポイント

OS のバグが修正された

このビルドの既知の問題

Dragon Board でリモートディスプレイを使おうとすると失敗する

一般に知られている問題とその回避方法

Raspberry Piの場合

Raspberry Pi ディスプレイが切断された場合

ディスプレイが切断されたときに解像度を維持しない場合がある

Raspbeeer Pi でのビデオパフォーマンス

ビデオパフォーマンスは Raspberry Pi に最適化されていません。例えば、ドロップボックスなどを使用するときに十分なパフォーマンスが出ない場合があります。

Raspberry Pi でのカメラのサポート

Windows 10 IoT Core のサポートしているカメラには限りがあります。 The PiCam device directly connected to the onboard camera bus is not supported due to limitations in the platform to support D3D Modern USB webcams produce data streams that are very demanding on the USB Host controller. Even when used with low resolution settings webcams will require additional USB fine tuning and specialized control logic.

Raspberry Pi 3 によるBluetoothのサポート

Raspberry Pi 3 のオンボードBluetoothでは低帯域のみサポートされています。

シリアルポートを使ってRaspberry Pi 2 にアクセスする

Serial Port Usage and Access on RPi2 Raspberry Pi 2 は、 PL011 UART を使って通信がサポートされています。これは、カーネルデバッグに標準で設定されています。アプリケーションやデバイスドライバデバッグをオフにするとPL011を使った通信を利用することができます。 以下のコマンドを使うことでオフにできます。

bcedit /set debug off

Raspberry Pi 2 にて、データブレイクポイントが無効になっている

現時点での回避方法はありません

Dragon Board の場合

Dragon Board がシャットダウンできない

Dragon Board ではシャットダウンコマンドで、電源を切ることはできない。システムが再起動します。シャットダウンするためには、電源を切ってください power.

Windbg と Dragon Board

Dragon Board と windbg を接続しているときに GPIO/I2C/SPI/UART が無効になる。

Dragon Boad のイヤホンジャックとマイクロフォン

Dragon Board はイヤホンジャックとマイクロフォンのドライバーを持っているが、使うことはできない

Dragon Board の SPI が 4.8Mhz で動作する

Dragon Board の SPI は速度変更の要求を無視し、常に4.8 Mhz で動作する。

DragonBoardは標準では、スタンドバイに対応していない

Dragon Board は標準ではスタンドバイに対応していません。有効にするにはレジストリキーを変更する必要があります。

HKLM\System\Controlset001\Control\Power\CsEnabled=DWORD:1

この設定はすべてのプラットフォームで動作するとは限りません。

すべてのプラットフォームの場合

デバッグをしているときに、マウスポインタが消える

いくつかの場合に、マウスポインタVisual Studio からアプリをデプロイ、もしくはデバッグした後に見えなくなります。 Tab キーを押して、フォーカスを変更すると再び見えるようになるかもしれません。

元リンク

Release Notes - Windows IoT

Windows 10 IoT Core の リモートディスプレイ

Windows 10 の搭載された パソコン、タブレット、携帯電話から Windows 10 IoT Core を見たり、コントロールすることができます。

概要

" Remote Display Experience アプリ " はリモートで Windows 10 IoT Core で動いている UWP アプリをコントロールすることが出来る技術です。

この技術を使うとどうなるのか、この Youtube のビデオ を見てください。このデモでは、タブレット端末から Windows 10 IoT Core をリモートコントロールしています。タッチとタブレットに搭載された加速器を利用してコントロールしています。

https://az835927.vo.msecnd.net/sites/iot/Resources/images/remote-display-experience.png

そのアプリの搭載されたWindows 10 が動いているデバイスから Windows 10 IoT Core と繋げることが出来ます。 Windows 10 IoT Core の上で動いている UWP アプリにより生成された UI が センサーデータやタッチ情報がリモート元からWIndows 10 IoT Core に入力されている間、リモートで接続されているWindows 10バイスに表示される。この機能は簡単に使うことが出来る。

https://az835927.vo.msecnd.net/sites/iot/Resources/images/architecture-graphic.png

セットアップ

始めます。この機能を使うためには、 Windows 10 IoT Core に Anniversary Update を当てる必要がある。

この手順に従えば、リモートディスプレイテクノロジーのセットアップは早く、そして簡単に出来る。

1. Windows 10 IoT Core のリモートディスプレイ機能を有効にする必要がある

Windowsバイスポータルにインターネットを通じて繋げます。Windowsバイスポータルに繋げる方法の詳細はここを参照してください。 左側のツールバーから、" Remote のページを選択してください。そして、“Enable Window IoT Remote Server” と書かれたチェックボックスにチェックを入れてください。有効にすることが出来ました。

2. WIndows IoT Remote Client をあなたの Windows 10バイスにインストール

Windows 10バイスと あなたの Windows 10 IoT Core を接続できるようにするためには、ストアから アプリをインストールする必要があります。ここからインストールすることが出来ます。

インストールされたアプリを利用してWindows 10 IoT Core デバイスと繋げる

Windows 10バイスで動いている Windwos IoT Remote Client アプリ からスクリーンに繋げます。 Windows 10 IoT Core の IP アドレスを入力してください。 Connect ボタンを押すと繋げることが出来ます。

Windows 10 の搭載されたデバイスから タッチしたり、クリックしてWindows 10 IoT Core で動いている UWPアプリに入力することが出来ます。さらに、あなたの加速度センサーのデータを接続することが出来ます。

https://az835927.vo.msecnd.net/sites/iot/Resources/images/connect-device.png

リモートセンサー

リモートセンサーをWindows 10 IoT Core デバイスのアプリあkら使うことが出来ます。もしあなたが、リモート元としてタブレットや携帯電話を使っているなら、あなたは加速度センサーを繋げている Windows 10 IoT Core のアプリから使うことが出来ます。

シンプルなコードで使うことが出来ます。

Windows 10 IoT Core で動いている UWP アプリのAccelerometerクラスの GetDefault() 関数を利用すれば、リモートの加速度センサーを探し、リモート元と接続することが出来ます。 Hasckstart.io のこの投稿を見てくださいリモートセンサーを使うデモを見ることが出来ます。 また、ここからコードを見ることも出来ます。 https://az835927.vo.msecnd.net/sites/iot/Resources/images/accelerometer-code.png

リモートディスプレイはRaspberry Pi 2 and 3, Minnowboard Max, and Dragonboard で動きます。 Anniversary Update の適応されている Windows 10 IoT Core が動いている必要はあります。

https://az835927.vo.msecnd.net/sites/iot/Resources/images/compatible-boards.png

トラブルシューティング

リモートディスプレイはお手軽で素早くできる、しかしいくつかの問題を経験するかもしれない。もし問題が起きたら、役立つのでここをチェックしてください。

接続しようとした時に、ホワイトスクリーンのままだった。接続に失敗している。いくつかの問題が発生している。

Windows 10 IoT Core を UWP アプリからシャットダウンさせるには?

Windows 10 IoT Core はシェルがないのでWindows Desktop みたいにスタートメニューのところから Windows 10 IoT Core を シャットダウンできません、 アプリからシャットダウン/再起動させたいなーって思うと思います。

しかし、 UWP アプリは基本的にサンドボックスなので アプリから操作することができないです。

Windows IoT Extension を使えば、できます。 Windows IoT Extension の中に定義されている ShutdownManager class のメソッド BeginShutdown(ShutdownKind, TimeSpan) を呼び出してあげればいいっぽいです。

第一引数のShutdownKind でシャットダウンをするのか再起動するのかを選択します。 (再起動もできるのにBeginShutdownというメソッド名はいかがなるものか…) 第二引数では、デバイスを再起動する前に待機する秒数を指定します。

サンプルを書いてみました。

github.com

ポイント

var ShutdownKind = Windows.System.ShutdownKind.Shutdown;
ShutdownManager.BeginShutdown(ShutdownKind,TimeSpan.Zero);

Raspberry Pi スターターパック (Pi3用Standard)

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